スタッフブログが立ち上がりました。
これでみなさんに石巻しみん市場のことを日々お伝えすることができます<( ̄^ ̄)>
ところで・・・石巻しみん市場ってなに?
そんな声が聞こえてくるようなこないような…。
そんなわけでここでは石巻しみん市場を解き明かしていこうと思います。
【よくわかる石巻しみん市場】
石巻市には石巻漁港という大きな漁港があります。
水揚げ岸壁の長さはなんと1200メートル。これは日本で一番長いと言われています。
水揚げ量も日本で5本の指には入るという大漁港なんです。
それだけの大漁港にもかかわらず、石巻魚市場にはほとんど水産関係者しかいません。
他の大漁港といえば・・・そう、どこも一般の市民や観光客が溢れています。
石巻は市民が気軽に新鮮な魚介類を手に入れられる場所ではなかったんです。
そこを問題と感じたのは前石巻魚市場社長で現在はわれらが石巻しみん市場の代表取締役・色川元でした。
色川は、石巻の水産業発展には「石巻市民が気軽に魚市場周辺に足を運び、新鮮で上質な魚介類を手に入れられること!」が必要だと感じました。
そこで作られたのが石巻しみん市場でした。
その後JAさんの協力もあり、魚介類だけでなく新鮮な野菜も取り扱うようになりました。
さらに石巻で加工された食品や、浜の漁師さんの奥様方が作る“おふくろの味”も手に入れることができるようになり、石巻しみん市場はいつしか石巻市民や観光客でにぎわう場になっていました。これは社長の色川の思いがカタチになったものでした。
そんなときでした…2011年3月11日東日本大震災が起こりました。
引き起こされた津波はすべてを奪っていきました。
幸いスタッフは全員無事でしたが、店舗は壊滅的な被害を受けました。
そしてなによりも津波は一次産業に大きな打撃をあたえました。
魚がとれてこそのしみん市場、野菜がとれてこそのしみん市場です。
再開は難しいとあきらめかけたこともありました。
しかし、たくさんの方から「いつオープンするの?」「はやくしみん市場でホヤを買いたい」「やめないで」と本当にあたたかい言葉を頂きました。
さらに全国各地から本当にたくさんの支援を頂いた結果、2012年6月2日場所を石巻市中央に移し新しい石巻しみん市場がオープンできることになりました。
というわけで以上、よくわかる石巻しみん市場でした。
これから新しいカタチの石巻しみん市場が動き始めます。
スタッフ一同、皆様への感謝、そして石巻しみん市場の理念を見失わずに頑張っていきます。
そして、楽しい農業水産業、楽しい石巻市へと向かうよう少しでも貢献できればと思っています。
そんな石巻しみん市場をよろしくお願いします!
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